おからみそ作りワークショップ開催
2月20日と27日に、宮城川崎SPRINGでおからみそ作りワークショップを開催しました。
ワークショップの講師はヤブキミカさん。川崎町で唯一のお豆腐屋「シマヅ豆腐」を
営んでいます。材料は川崎町産のミヤギシロメを使用し、
消泡剤不使用の身体に優しいお豆腐を作っています。
そもそも、今回おからみそに使う「おから」とはどんなものなのでしょう?少し調べてみました。
全国豆腐連合会のホームページによると、
『おからとは、豆腐を作る時の大豆のしぼりかすのことで、大豆の皮や胚芽部分などの
繊維質のほとんどが残っている。食物繊維の効果は便通を良くし、
有害物質の腸内滞留を防ぐほか、高コレステロールや肥満の予防にも効果が指摘されていて、
栄養面、機能食品として優れもの』だそうです。
こんなに機能性があるなら、利用するしかないですよね!
それでは、早速今回のワークショップをレポートしていきましょう!
おからみそ作りに使用する材料は「おから」「豆乳」「麹」「塩」。
今回は使用する「おから」「豆乳」「麹」は、川崎町産のものを使用しているという
贅沢なワークショップです。参加者の中には、松島や仙台など川崎町以外の遠方の方も。
まずは自己紹介をして場の雰囲気が和んでから、作業に入ります。
講師のヤブキさんの指示に従いながら、材料を一つずつ混ぜていきます。
均一になるようによく混ぜます。豆乳を入れる時はお互いに協力して進めていきます。
作り方は材料を混ぜるだけなので簡単。子どもでもできちゃいます。
大人も楽しそう!!
最後に空気を抜くように、袋の口を閉じて終了。3ヶ月貯蔵しておくと、「おからみそ」が完成します。
完成後は講師のヤブキさんが3ヶ月前に作ったという、おからみそを試食。
緑色のおからみそ(写真上)は「アルファルファ」を混ぜ込んだもの。
ミヤギシロメのお豆腐に合わせていただきます。
最後にみんなで集合写真をパチリ。にぎやかなワークショップになりました。
今回おからみそ作りワークショップを開催した理由について
ヤブキミカさんはこう語ってくれました。
「豆腐作りには『おから』が必ず副産物として出てくる。機能的なものではあるが、
どう利用していいのか、わからない人が多い。豆腐だけではなく、
おからの新たな使い方も広めていきたい。だからまずは『おから』がたくさん消費できる
『みそ作り』をやってみようと思ったんです」
いろいろ話を聞いてみると、おからの利用方法について、他にもアイディアが
たくさんありそうです。おからを使ったワークショップ、また開催していただきましょう。
その時はぜひみなさんも参加してくださいね!!
講師ヤブキミカさんのお豆腐屋さん情報
シマヅ豆腐
住所:宮城県柴田郡川崎町前川字本町75
Facebookページ:https://www.facebook.com/tofu75s/<外部リンク>